Intelは2026年1月22日(米国時間)、2025年第4四半期および通期の業績を発表した。第4四半期の売上高は137億米ドルで前年同期比4%減、通期の売上高は529億米ドルで前年比2億米ドル減になった。
Intelは2026年1月22日(米国時間)、2025年第4四半期および通期の業績を発表した。第4四半期の売上高は137億米ドルで前年同期比4%減、売上総利益率はGAAPベースが36.1%で同3.1%減、Non-GAAPベースが37.9%で同4.2%減だった。純損益はGAAPベースだと純損失6億米ドルで、前年同期の純損失1億米ドルから赤字拡大した一方、Non-GAAPベースでは純利益8億米ドルで同35%増になった。
売上高をセグメント別で見ると、クライアント向けコンピューティンググループが82億米ドルで前年同期比7%減、データセンター/AI向けが47億米ドルで同9%増、ファウンドリーが45億米ドルで同4%増、その他が6億米ドルで同48%減だった。
なお、IntelがAlteraを連結子会社としていたときは、その業績を「その他」カテゴリーに含んでいたが、2025年9月12日のAltera独立に伴い、連結財務諸表から除外した。前年同期比は、Altera独立の影響を調整せずに記載している。
2025年通期の売上高は529億米ドルで前年比2億米ドル減、売上総利益率はGAAPベースが34.8%で同2.1%増、Non-GAAPベースが36.7%で同0.7%増だった。純損益はGAAPベースが純損失3億米ドルで前年の純損失188億米ドルから改善、Non-GAAPベースでも純利益19億米ドルと、前年の純損失6億米ドルから改善を果たした。
セグメント別で見ると、クライアント向けコンピューティンググループが322億米ドルで前年同期比3%減、データセンター/AI向けが169億米ドルで同5%増、ファウンドリーが178億米ドルで同3%増、その他が36億米ドルで同1%減だった。こちらもAltera独立による影響の調整は行っていない。
Intelは2026年1月に、最新のIntel 18Aプロセスを初採用した「Core Ultra シリーズ3プロセッサ」を発表し、同年1月27日から全世界での提供を予定している。米アリゾナ州とオレゴン州の工場では、Intel 18Aプロセス半導体の量産を開始。さらにNVIDIAへの普通株式50億米ドルの売却も完了し、バランスシートと戦略の柔軟性が強化されたとしている。
2026年第1四半期の業績予測も発表。売上高は117〜127億米ドルで、売上総利益率はGAAPベースで32.3%、Non-GAAPベースで34.5%を見込んでいる。
IntelのCEOを務めるLip-Bu Tan氏は「AIの時代において、CPUが重要な役割を果たすことへの確信はますます高まっている。Intelは2025年を堅調に終えた。Intel 18Aプロセス採用製品の導入開始は重要なマイルストーンであり、強い需要にこたえるため、積極的に供給を拡大していく」とコメントした。
IntelのCFOであるDavid Zinsner氏は「業界全体における供給不足の状況のなか、2025年第4四半期の売上高、営業総利益率、1株当たり純利益(EPS)は予想を上回った。供給量は2026年第1四半期に最低水準に達し、第2四半期以降に改善する予想だ。AIの急速な普及によってx86エコシステムの重要性が高まっているため、Intelの主な市場における需要基盤は依然として健全だ」と述べている。
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