インフィニオン テクノロジーズは、AIデータセンターや産業用途に向け、ノーマリオフ対応品やパッケージオプションなど「CoolSiC JFET」の製品群を拡充すると発表した。新製品は2026年中にも量産を始める予定だ。
インフィニオン テクノロジーズは2026年6月、AIデータセンターや産業用途に向け、ノーマリオフ対応品やパッケージオプションなど「CoolSiC JFET」の製品群を拡充すると発表した。新製品は2026年中にも量産を始める予定だ。
同社はDC遮断用途を視野に入れ、絶縁破壊電界強度が高くバンドギャップが広い炭化ケイ素(SiC) を用いた接合型電界効果トランジスタ(JFET)「CoolSiC JFET」を開発した。2025年に発表したQ-DPAKパッケージの定格電圧750V品および1200V品は、量産段階に移行している。オン抵抗は750V品が最小1.6mΩ、1200V品が最小2.3mΩを実現している。
今回は、TO-247-4パッケージを用いた定格電圧1200VのCoolSiC JFETを新たに追加した。オン抵抗は最小5.0mΩ。実装基板を再設計することなく標準的なスルーホールパッケージを用いた既存のSiC MOSFETと置き換えが可能だという。
また、ノーマリオフ構成のCoolSiC JFETも用意した。CoolSiC JFETと同社製Si MOSFET「OptiMOS」を単一パッケージに集積している。デュアルドライブ構成では、SiC JFETとSi MOSFETのゲートへ個別にアクセスすることが可能だ。ゲートソース間電圧(VGS)2Vでのオーバードライブ動作に対応し、オン抵抗を約10%低減できるという。
カスコード構成ではSiC JFETのゲートを内部結合し、MOSFETゲートを外部から制御する。これにより、プラグアンドプレイ動作が可能となり、専用回路を不要にした。
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