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AIへの注目度、再び高まるEE Times Japan Weekly Top10

EE Times Japanで2016年2月20〜26日に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!

» 2016年03月01日 07時30分 公開
[村尾麻悠子EE Times Japan]

「EE Times Japan Weekly Top10」バックナンバー

 1位に「2時間映画も10秒で――WiGigを体験してきた」、2位に「アジアの聯発科技が世界のMediaTekに化けるまで」、3位に「スマホ台頭の陰で地位を失った“日の丸半導体”」がランクインしました。

 4位は人工知能(AI)の話題です。AIの研究開発と活用には、ご存じの通り古く長い歴史があります。その中でAIは、高い注目度を浴びる→熱が収まる、というサイクルを何度も繰り返してきました。ここにきて注目度がまた高まった背景には、IoT(モノのインターネット)に伴うビッグデータの解析に用いるといった用途が増えてきた、といった事情があります。さらに、自動運転車に搭載する取り組みも注目されています。一方で、AIに対する懐疑的な見方も多いのも事実なようです。とはいえ、読者からの関心が高いのは間違いがありません。「人間の脳が握る、デバイス低消費電力化の鍵」「AI活用の本命はビッグデータなのか?」「女子高生AI「りんな」は感情的なつながりを生む」なども、ぜひご覧ください。ちなみに、人工知能「ワトソン」で有名なIBMですが、同社は“AI”や“人工知能”とは呼ばずに、“コグニティブ・コンピューティング”と呼ぶそうです。「AI」と呼ぶと、SF色が強すぎて、IBMがAIで世界を支配したがっているかのような印象を与えるからだとか……。

 8位と10位は、シャープの記事です。現在(2016年2月29日時点)は、鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry)との契約締結の期限を延長していますが、この買収案件の行方は、誰もが気になるところです。2015年上半期の半導体売上高では、上位20社にランクインしたシャープですが、EE Times Japanとしては、やはり技術的な面がどうなるのかが、最も知りたい点です。「AMDは上位20社圏外に、シャープはランクイン」「「ウェアラブルEXPO」を彩るスマートグラスたち」も、お読みください。


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