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» 2016年12月14日 10時30分 公開

半導体産業のイノベーションには“多様性”が必要インテル江田氏が語る(2/2 ページ)

[庄司智昭,EE Times Japan]
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半導体製造装置販売額は8.7%増

 会見では、2016年の半導体製造装置販売額についても触れられた。SEMIは、2016年の販売額(新品)を前年比8.7%増となる397億米ドルと予測。2015年の販売額は前年比3%減の365億3000万米ドルだったのに対して、大きな成長をみせた形となる。

 セグメント別にみると、ウエハープロセス処理装置は前年比8.2%増の312億米ドル、組み立ておよびパッケージング装置は同14.6%増の29億米ドル、テスト装置は同16.0%増となる39億米ドルとなった。SEMIは、3次元(3D)構造のNAND型フラッシュメモリ向け製造ラインの増設や、ファウンドリーの工場建設が増えていることを成長要因に挙げた。

 また、中国市場の成長も大きいとする。地域別にみると、中国市場は前年比36.6%増の67億米ドルである。2015年のトップ3は台湾、韓国、日本の順に並んでいたが、中国が3位にランクインする見込みだ。2017年の半導体製造装置販売額も、これらの成長要因によって前年比9.3%増となる434億米ドルになるとSEMIは予測した。

地域別の半導体製造装置販売額(億米ドル)
2015年 2016年 2017年(予測)
台湾 96.3 112.5 102.2
韓国 74.6 71.4 97.2
中国 49.0 67.0 69.9
日本 54.9 47.8 53.4
北米 51.2 43.7 54.1
その他地域 19.7 37.0 29.7
欧州 19.5 17.5 27.5
合計 365.3 396.9 434.0
※その他地域は、東南アジア諸国とその他の小規模市場の合計。数字は丸めているため、合計値は合わない場合がある 出典:SEMI

テーマは「CONNECT」

須原忠浩氏

 SEMICON Japan推進委員会委員長でSCREENセミコンダクターソリューションズ社長の須原忠浩氏は、開催に向けた意気込みを語った。今回で40周年を迎える同展示会、そのテーマは「CONNECT(コネクト)」である。須原氏は「IoTをキーワードに多様なビジネスが生まれる中、SEMICON Japanは“出会いを創る場”を提供していきたい」と語る。

 40周年を記念して行われる事業「MIRAI GAKKO」では、若手社員や学生向けにハッカソンなどのイベントを開催する。3回目を迎える「WORLD OF IOT」では、30社以上が新規出展を行うとする。また、スタートアップと投資家、エレクトロニクス業界をつなぐ「イノベーションビレッジ」も、前回の14社から31社へと2倍以上に増えるようだ。

 全体の出展社数は、2015年の732社から757社へと増加した。今回の来場者数は6万5000人を目指すとしている(2015年開催は6万378人)。

SEMICON Japan 2016

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