Intelが、5Gモデム事業から撤退することを発表しました。Appleが今後投入する予定の5G対応iPhoneに、Intel製モデムが搭載すると見られていたため、業界ウォッチャーの間ではそれが話題となりました。
Qualcommが、7nmプロセスを適用したクラウド向けAI推論アクセラレーターのサンプル出荷を開始する予定だと発表しました。推論アクセラレーター市場は活発化しており、競争も激しくなっています。車載やデータセンターなど、スマートフォン以外の道を本格的に模索しているQualcommの姿勢が伺えるニュースでした。
・Samsungが5nmプロセスの開発を完了、2020年に量産
Samsung Electronicsが、EUV(極端紫外線)リソグラフィを用いた5nmプロセス開発を完了したと発表しました。2020年の量産開始を予定していますが、現段階で、EUVウエハーのスループットや欠陥レベルについての詳細は明かしていません。
・CMOSプロセスで製造できるマイクロLED、Letiが開発
フランスの研究機関Letiが「Display Week 2019」で、GaNマイクロLEDディスプレイをCMOSプロセスで製造する技術について説明しました。マイクロLEDディスプレイに対する関心が高まる中、この記事はよく読まれました。
米中貿易摩擦の影響の中でも、大きな関心が寄せられた話題の一つです。現行のコアは使えても、新しいコアが使えなくなるというのは、Huaweiにとって大きな打撃となるからです。
トヨタ自動車とパナソニックが街づくり事業で協業し、合弁会社「プライム ライフ テクノロジーズ」を設立すると発表しました。トヨタが進める新しいモビリティサービスの取り組みと、パナソニックが進める「『くらし』のアップデート」の取り組みを融合させるとしています。
・InfineonのCypress買収は“弱点の克服”を狙う一手
Infineon Technologiesが、Cypress Semiconductorを約1.1兆円で買収すると発表しました。両社の製品の重複は極めて少なく、自動車やIoTなどを中心に補完関係にあります。2020年初頭には、買収完了のニュースが発表されるかもしれません。
ルネサスで突然のトップ交代が発表されました。呉氏の後任はCFO(Chief Financial Officer)を務めていた柴田英利氏。ルネサスは2020年2月に新しい中期経営計画を発表する予定ですが、そこで柴田氏がどのような戦略を語るのが注目されます。
・「Raspberry Pi 4」発売、USB 3.0をサポート
「ラズパイ4」が発売されました。Arm「Cortex-A72」ベースのCPUを搭載していて、処理性能は既存モデルの最大3倍。電源周りも改善されているので、産業利用がますます進む可能性があります。
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