また、同社はIoT-AdvantEdgeと併せて新製品、サービスも発表した。
まずマイコンについては、PSoC 6 MCUのラインアップを拡充。「PSoC 62」ラインと「PSoC 64」ラインにそれぞれ、2Mバイトのフラッシュメモリおよび1MバイトのSRAMを搭載した高性能デュアルコア(Cortex-M4F/Cortex-M0+)プラットフォームと、512Kバイトのフラッシュメモリおよび256KバイトのSRAMを搭載したコスト効率が高い製品を追加。アプリケーションに合わせ、より幅広く構成選択が可能となった。
なお、IoT-AdvantEdgeは、PSoC 62やPSoC 64だけではなく、既存のPSoCファミリーも対象としている。ただ、PSoC 64はセキュアプロビジョニング機能やルートオブトラストなどのセキュリティ機能が実装済みだが、既存ファミリーでは、セキュリティ機能は追加で実装が必要となる。
新しい開発キットとして、村田製作所のWi-Fi/BTモジュールと組み合わせた3製品および、Azurewave Technologiesのモジュールと組み合わせた1製品も発表した。Azurewaveの製品に関しては無線通信モジュール自体が認定を取得していることから、「そのまま機器に組み込んで製品化が可能だ」と説明している。
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