ソフトウェアについては、AWSの「AWS IoT Core」およびArmの「Pelion」のほか、独自開発のクラウドバックエンドのサポートも可能になるModusToolboxバージョン2.1をリリース。また、広く利用されているIDE(統合開発環境)5製品のサポートも開始し、「開発者は自身の好みに合わせて開発環境を選択することができるようになる」としている。このほか、新しいリソースとして、同社HP上に特設ページ「IoT-AdvantEdgeページ」と、オンライン開発者コミュニティーサイト上に「IoT Developer Zone」も新たに開設した。
同社のIoTコンピューティング&ワイヤレス事業部プロダクトマーケティングディレクターの丸山敏郎氏は「IoT-AdvantEdgeを使えば、スマートサーモスタット、スマートロック、スマートウォッチなどの開発を容易に行える。ウェアラブルやメディカル分野ではこの他にもさまざまデバイスがあり、それらについても最適な組み合わせや構成をサポートしていく予定だ。また、特に日本国内では、白物家電へのWi-Fi搭載が加速しており、そういった需要にも応えられるだろう。IoTアプリケーションの裾野は広がっており、強力な市場に対して、リサーチをしながら展開していく」と述べている。
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