この記事は、2020年6月25日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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スーパーコンピュータ「富岳」 出典:理化学研究所、富士通
「ベンチマークで1位を取ろうとして作ったマシンではない」2020年6月23日、理化学研究所と富士通が共同開発するスーパーコンピュータ「富岳」がスパコン性能のランキングで『4冠』を達成したことを受けた会見で、理研計算科学研究センターのセンター長、松岡聡氏が発したこの言葉。スパコンの話題に関しては、例の「2位じゃ駄目なんでしょうか」というセリフがついて回ることもあり、この言葉は特に印象深く感じました。今回、事業仕分けでこのセリフが出た先代スパコン「京」開発の時代から、過去の記事をまとめてみました。
- スパコンの無償提供でコロナ対策支援、IBMなど
スーパーコンピュータを活用して新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に立ち向かうプロジェクトが米国で発足して、約2カ月がたった。どんなプロジェクトが進行しているのか。
- 富士通がスパコン「富岳」の出荷を開始
富士通は2019年12月2日、理化学研究所(理研)と共同で開発したスーパーコンピュータ(スパコン)「富岳」の出荷を開始した。富士通ITプロダクツ(石川県かほく市)で製造され、12月2日に初出荷されるコンピュータラックは、理研の計算科学研究センターに納入されるという。
- 産総研AIスパコン、TOP500世界5位に
富士通は2018年6月26日、産業技術総合研究所(産総研)向けに開発するAI(人工知能)処理用途スーパーコンピュータ(スパコン)が、スーパーコンピュータ性能ランキングの1つである「TOP500」において、世界5位、国内1位を獲得したと発表した。
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