Uber ATG売却報道など自動運転関連で注目ニュース相次ぐ : トレンドを反映 (3/3 ページ)
Amazonは「CES 2019」(2019年1月8〜11日、米国ネバダ州ラスベガス)において、通販利用者の自宅車庫への置き配サービス「イン・ガレージ・デリバリー(In-Garage Delivery)」を開始すると発表した。これは、Amazon Prime会員だけが使用できるサービスで、「MyQスマートガレージドアオープナー(MyQ Garage Door Opener)」をガレージに設置する必要がある。Amazonは2019年4月当時、このサービスを米国の50都市でのみ先行実施していたが、2020年11月に、米国内の4000都市以上に拡大すると発表した。
数千万人ものAmazon Prime会員が、同社のIn-Garage DeliveryサービスのKeyにアクセスすることができる。このサービスを利用できる会員は、人と接触することなく自宅のガレージに荷物を配送してもらったり、AmazonアプリのKeyを使用して、配達確認を行ったりすることが可能だ。また、Whole Foods MarketやAmazon Freshで注文した商品を、自宅ガレージで受け取ることもできる。
こうした動向は、自動運転車をベースとした商品の配達を実現していく上で、長期的に見て重要だといえる。このような技術は、現在台頭している歩道用自動運転車や、商品配達専用の自動運転車などでも有用ではないだろうか。
Amazonが米国の4000以上の都市に拡大する「イン・ガレージ・デリバリー(In-Garage Delivery)」 画像:Business Wire
【翻訳:滝本麻貴、田中留美、編集:EE Times Japan】
自動運転車に“直感”を教えることは可能なのか
筆者は運転中に、周囲のクルマを運転する人について(男女関係なく)「嫌な奴!」と感じることがある。それは、その人が筆者の進路に割り込もうとしていると感じたときで、その勘は大体当たっている。
中国のEV新興企業が起こしたリコールから分かること
複数の報道によると、中国のEV(電気自動車)新興企業であるWM Motorは2020年10月下旬、同社の自動車4台がわずか1カ月で発火し、1000台以上をリコールするという。リコールの対象となったのは、2020年6月から9月までに生産されたWM Motorの「EX5」。2015年に設立されたWM Motorは、発火の原因について「バッテリーセル内の汚染物質が引き起こした可能性がある」としている。
日立ハイテク、欠陥形状評価用のSEMを発売
日立ハイテクは、直径200mm(8インチ)以下のシリコンウエハーを対象にした欠陥形状評価SEM(走査型電子顕微鏡)「CT1000」の販売を始めた。ウエハー上のパターン形状や製造工程で発生する欠陥を3次元的に観察することができる。
NICTとトヨタ、「止まらないライン」を実現
情報通信研究機構(NICT)とトヨタ自動車は、無線可視化など無線システムを安定化させる技術を用い、製造現場における「止まらないライン」を実現した。トヨタ自動車の高岡工場と元町工場の2カ所で実証実験を行った。
Hyundai、IVIにNVIDIAプラットフォームを採用
韓国の自動車大手Hyundai Motor Group(現代自動車、以下Hyundai)は2020年11月9日(韓国時間)、Hyundai、Genesis、Kiaの全モデルの車載インフォテインメント(IVI:In-Vehicle Infotainment)システムにNVIDIAのプラットフォーム「DRIVE」を採用する計画を発表した。
ADAS/自動運転用センサー、2025年に2.4兆円規模へ
矢野経済研究所は、ADAS/自動運転用センサーの世界市場規模(メーカー出荷金額ベース)を調査した。市場規模は2020年見込みの1兆1112億円に対し、2025年は2兆4808億円に達する見通しだ。
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