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» 2022年06月23日 10時30分 公開

インテル、デジタル人材の育成支援で包括的な活動地域のデジタル実装を目指す

インテルは、「インテル・プレスセミナーQ2 ’22」を開催。この中で、2022年下半期におけるPC/クラウド市場の展望と同社の取り組み、デジタル人材育成を支援する活動などについて、その概要を説明した。

[馬本隆綱,EE Times Japan]

新たに18校へ「STEAM Lab」の機材を導入、実証実験を順次開始

 インテルは2022年6月22日、「インテル・プレスセミナーQ2 ’22」を開催した。この中で、2022年下半期におけるPC/クラウド市場の展望と同社の取り組み、デジタル人材育成を支援する活動などについて、社長を務める鈴木国正氏らがその概要を説明した。

 インテルは2022年下半期に向けて、注力する3つの取り組みを示した。それは、「国内PC市場」「クラウド/エンタープライズ市場」および、「DcX(データ・セントリック・トランスフォーメーション)」に向けた取り組みである。

 国内PC市場に向けた取り組みの1つとして、ゲーム市場/クリエイター向けなど、ハイエンドPC市場に向けた取り組みを強化する。PC向けGPUファミリー「Arc」を搭載した外付けカードが2022年夏にも登場するからだ。ハードウェアやゲーム機器メーカーなどに加え、ゲーマーとの連携強化を図るためのコミュニティー「Blue Community Project」をスタートさせた。ゲーム市場とPC市場を活性化するのが狙いだという。

 クラウド/エンタープライズ市場に向けては、ユーザーに対して最適なクラウドアーキテクチャを提案していく。これによって、性能のさらなる改善やTCO/CO2の削減、セキュリティの強化などを実現していく。2022年5月中旬には、クラウドに関するユーザー向けイベント「Intel Cloud Forum 2022 Spring」を開催。会場ではクラウドの活用事例などを紹介した。

左は「Blue Community Project」キックオフ、右は「Intel Cloud Forum 2022 Spring」の模様(クリックで拡大) 出所:インテル

 DcXに向けた取り組みでは、デジタル人材育成を狙いに、新たな活動なども展開していく計画である。戸田市立戸田東小学校/中学校(埼玉県)では既に、「STEAM Lab構築支援プログラム」を実施している。そして今回、支援を希望する学校の中から新たに18校を選び、STEAM Labの機材を導入するなど、支援の対象校を拡大した。2022年4月から順次実証実験を始めているという。

 さらに、デジタル人材を育成し、地域のデジタル実装を目指す包括的な活動「インテル・デジタルラボ」も始めた。「STEAM Lab」や「Media Lab」「DX/DcX Lab」および、「AI Lab」という、4つの柱で構成される。支援を希望する自治体や学校、企業などに対し、それぞれ必要となる機材やカリキュラムを提供していく。

デジタルラボのイメージ図(クリックで拡大) 出所:インテル

 プレスセミナーでは、地方自治体などを対象としたDX/DcX研修の一例として、千葉市での活用事例を紹介した。また、香川県三豊市でも、自治体政府関係者や地域民間企業を対象としたDX/DcX Labおよび、高校生/高専生を対象にしたAI Labの開設を計画しているという。

左は千葉市におけるDX/DcX研修の例、右は香川県三豊市とデジタルラボでの協業例(クリックで拡大) 出所:インテル

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