この記事は、2022年7月11日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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今日は7月11日。長引くコロナ禍半導体不足、ロシアのウクライナ侵攻など多くの問題に悩まされ続けてきた2022年も気が付けば折り返し、後半を迎えました。ということで今回は、2022年上半期、EE Times Japanでよく読まれた記事トップ5をご紹介します。
- 強気予想だったWSTSの2022年春季半導体市場予測
世界半導体市場統計(WSTS)が2022年春季半導体市場予測を発表しました。2020年よりも1000億米ドル以上も市場規模が拡大し、いかに半導体市場が急拡大したかということを象徴する数字となった。
- 半導体メーカーにおける「小規模M&A」の価値
半導体業界は、困難な状況に見舞われている。半導体需要の急増とサプライチェーンの問題が同時に起こり、エコシステムが衝撃を受けている。半導体業界のリーダー各社は、新しいリソースや機能との競争力を維持するには、独自の機会を活用する革新的な方法を見つけなければならないことを理解している。
- 半導体需要に「急ブレーキ」、供給不足の現状と今後
コアスタッフは2022年7月5日、半導体/電子部品の供給不足の現状と今後の展望に関する記者説明会を行った。説明会では同社社長の戸澤正紀氏のほか、英国の調査会社Omdiaのシニアコンサルティングディレクター、南川明氏も登壇。南川氏は、「この1カ月で急速にエレクトロニクスの消費が落ちてきている。半導体の需給バランスが急速に逆回転し始めようとしている」との見解を示した。
- 22年Q1半導体メーカーランキング、首位SamsungがIntelとの差広げる
英国の調査会社Omdiaは2022年6月、2022年第1四半期(1〜3月)の半導体市場規模は1593億400万米ドルだったと発表した。2021年第4四半期(10〜12)月の1593億4700万米ドルから0.03%減と、わずかながら減少した。また、2022年第1四半期の半導体メーカー売上高ランキング(上位10社)も発表し、前四半期に比べ、1位のSamsung Electronicsと2位Intelの売り上げ差が拡大したという。
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