Littelfuseは2022年7月19日(米国時間)、電気機械スイッチを手掛ける米国のC&K Switches(以下、C&K)の買収が完了したと発表した。
Littelfuseは2022年7月19日(米国時間)、電気機械スイッチを手掛ける米国のC&K Switches(以下、C&K)の買収が完了したと発表した。
C&Kは本社を米国マサチューセッツ州に置く、1928年創業のスイッチメーカー。高性能な電気機械スイッチと相互接続ソリューションの設計/製造を手掛けており、Littelfuseは、「工業、運輸、航空宇宙、データ通信などさまざまな市場において確固たる国際的地位を築いている」と説明している。
Littelfuseは2022年4月8日(米国時間)、C&Kを5億4000万米ドルで買収すると発表していた。Littelfuseはこの買収資金を手元資金と借入で調達した。C&Kの年間売上高は2億米ドルを超えており、業績報告では同金額がLittelfuseのエレクトロニクスセグメントに計上される予定だ。
Littelfuseのエレクトロニクス・ビジネス上級副社長兼ゼネラルマネージャー、Deepak Nayar氏は、「両社が一体となることでテクノロジーと生産能力が大きく強化され、各業界の顧客に対して包括的なソリューションを提供できるようになる。また、両社の事業は相互補完性が高く、それぞれの製品開発モデルと世界的な拠点網の相互活用が可能になる」とコメントしている。
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