ドップラーライダーによる風況予測は、ドローンの最適な航路を割り出す際や風力発電所の事業計画を検討する際に重要となる、いわば「空のインフラ」だ。メトロウェザーはNASAのSBIR(Small Business Innovation Research)プロジェクトに採用され、2台のドップラーライダーが米国バージニア州に設置されて風況予測を行っている。また、風況予測以外で問い合わせが多い用途は空中の物体検知で、技術開発を始めたところだという。
CEATEC AWARD 2023の受賞理由について、ブース担当者は「エアモビリティー社会のインフラとしても、風力発電にも役立つ。そうした社会貢献性が評価されたのではないか」とした。
熱の動きを0.01秒で検知、低コストで量産可能な熱流センサー
TopoLogicは「CEATEC 2023」(2023年10月17〜20日、幕張メッセ)で熱流センサー「TL-SENSING」を展示した。TL-SENSINGは従来の熱流センサーと比較して応答速度は約100倍、製造コストは数百分の1以下だ。TL-SENSINGは、「CEATEC AWARD 2023」のスタートアップ部門で準グランプリを受賞している。
日本進出を目指し、台湾スタートアップ40社が集結
Startup Island TAIWANは2023年9月14〜15日、日台間の産業分野における交流を目的としたイベント「日本・台湾スタートアップサミット 2023」を開催した。会場では、約40社の台湾スタートアップ企業が展示やプレゼンテーションを行った。