村田製作所は、2024年10月15〜18日に開催される「CEATEC 2024」(幕張メッセ)に出展する。「環境・エネルギー領域」「マテリアル領域」「ITインフラ領域」「ウェルネス領域」の4つにフォーカスし、最新技術を紹介する。
村田製作所は、2024年10月15〜18日に開催される「CEATEC 2024」(幕張メッセ)に出展する。CEATEC 2024のコンセプトである「Toward Society 5.0」の実現に向けた最新技術やソリューションを紹介する。ブース番号は6H104。
村田製作所は、「環境・エネルギー領域」「マテリアル領域」「ITインフラ領域」「ウェルネス領域」の4つにフォーカスする。
「環境・エネルギー領域」では、効率的にCO2を吸着するフィルターや、高速応答の湿度センサー、リチウムイオン二次電池の特性解析/劣化診断ソリューション、帝人フロンティアと共同開発した圧電繊維「ピエクレックス」などを展示する。ピエクレックスは、繊維が動くと微弱な電気が発生し、それによって抗菌効果を発揮するという素材。2020年に発表したもので、展示会にも度々出展している。
「マテリアル領域」では、開発中の新導電材料を紹介する。導電性や透明性、安全性を備え、柔軟に加工できる材料だという。樹脂多層基板である「メトロサーク」も展示する。
「ITインフラ領域」では、5G(第5世代移動通信)ミリ波インフラ向けのアンテナモジュールや、コンデンサー/インダクターを内蔵した基板「iPaS」などを紹介するという。iPaSは、内部に統合する部品の仕様や基板レイアウトをカスタマイズできる。数十アンペア以上の大電流にも対応できる仕様で、電源供給ラインや高性能半導体パッケージを主なターゲットとする。
「ウェルネス領域」では、スマートリングを活用した生活習慣改善サービスや、圧電フィルムセンサーを展示する予定だ。
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