プロセス別では、売り上げ/NRE売り上げともに先端テクノロジー向けの比率が高い水準を維持。NRE売り上げについては3〜7nmプロセスが72%となった。一方、製品売り上げは、不調の中国通信向けが7nmプロセス品のため、3〜7nmプロセスの比率が低下している。
なお先端プロセス半導体の中国向け出荷については、米商務省が2024年11月、TSMCに7nmおよびそれ以下の先進プロセスの出荷を停止するように通知したことが報じられているほか、2025年1月15日にも同省が新たな輸出規制を発表している。こうした規制の影響に関して、米山氏は「11月の規制も残りながら、新しい規制についても検討しなければならない輸出管理状況になっている。ただ、短期的に当社の売り上げに影響があるかというと、出荷の手続き等の多少の遅れはあるが、大きな影響はない」と説明していた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.