半導体検査装置向けレンズの研磨工程が稼働、生産能力2.6倍に : コニカミノルタの東京サイト八王子
コニカミノルタが東京サイト八王子内に設置した「半導体検査装置向けレンズの研磨工程」が稼働した。これによって2026年度の半導体検査装置向けレンズの生産能力は、2024年度に比べ2.6倍に拡大するという。
コニカミノルタは2026年4月、東京サイト八王子内に設置した「半導体検査装置向けレンズの研磨工程」が稼働したと発表した。これによって2026年度の半導体検査装置向けレンズの生産能力は、2024年度に比べ2.6倍に拡大するという。
同社は、大阪狭山サイトで半導体検査装置向け光学コンポーネントの生産を行ってきた。近年はAIやデータセンター向け半導体の市場拡大などもあり、光学コンポーネントの需要が増加しているという。このため、供給安定性を高める狙いもあり、レンズ研磨工程の拡充を検討してきた。
そこで今回、光ディスク用ピックアップレンズなどの開発、生産を行ってきた東京サイト八王子内にレンズ研磨工程を増設した。ここで研磨されたレンズは、大阪狭山サイトでレンズユニットに組み立てられ出荷されるという。
コニカミノルタは今後、東京サイト八王子におけるレンズ研磨工程の生産能力を段階的に拡充していく。これと同時に大阪狭山サイトとの連携も一段と強化する計画である。
半導体検査装置向けレンズの外観および、東京サイト八王子の研磨工程内部[クリックで拡大] 出所:コニカミノルタ
300mmファブ装置の投資額、2年連続で2桁成長へ
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2026年3月期第3四半期 国内半導体装置メーカー 業績まとめ
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住友化学は、大阪工場(大阪市此花区)内にEUVレジストおよびArFレジストといった先端半導体用フォトレジストの製造プロセス開発や品質評価/分析などを行う機能を集約するための新たな「技術棟」を建設する。完成は2027年度末の予定だ。
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