Bluetooth SIG(Special Interest Group)は2013年12月5日、最新仕様「Bluetooth 4.1」が策定されたと発表した。
Bluetooth SIG(Special Interest Group)は2013年12月5日、最新仕様「Bluetooth 4.1」が策定されたと発表した。LTEとの連携機能や、「Bluetooth Smart」関連のデータ転送、再接続時の自動接続機能などの強化が図られている。
Bluetooth 4.1の主要な機能強化の1つであるLTEとの連携機能は、BluetoothとLTEの無線通信ではデータ転送が調整され、近い周波数帯との相互干渉が抑えられるものだという。
一度ペアリングを行った機器同士であれば、近づくことでユーザーの操作なしに自動で再接続される機能も盛り込んだ。例えば、デバイスを持って部屋を出ると別のデバイスに接続し、再び部屋に戻ると元のデバイスに、ユーザーの操作を必要とすることなく再接続できる。
また、Bluetooth 4.1では、省電力のBluetooth仕様「Bluetooth Smart」で大量のデータ転送が可能になるという。加えて、今回のバージョンアップにより、Bluetooth SmartセンサーでIPv6を利用できるようになり、「開発者やOEMは柔軟に接続性や互換性を確保できる」(Bluetooth SIG)としている。
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