ルネサス エレクトロニクスは2014年12月24日、同年12月10〜19日の期間で募集していた早期退職優遇制度への応募者数が1725人だったと公表した。
ルネサス エレクトロニクスは2014年12月24日、同年12月10〜19日の期間で募集していた早期退職優遇制度への応募者数が1725人だったと公表した。ルネサスでは、今回の早期退職により、年間約148億円の人件費削減効果を見込んでいる。
同社は同年10月29日、早期退職優遇制度の実施(退職日=2015年1月31日)を発表し、募集を行っていた(関連記事:ルネサス、1800人の追加リストラ策を発表――対象は1万4000人以上)。
今回の同制度の対象は、国内関連子会社を含む35歳以上の社員と、生産拠点再編などに伴う居住地の変更を伴う社員などの計1万4000人以上で、募集人員は「1800人程度」だった。
12月24日に公表した応募者数は1725人で、ほぼ募集人員通りの結果。制度実施に伴う特別損失約79億円は、2015年3月期第3四半期(2014年10〜12月)業績に計上する予定としている。
なお、ルネサスの早期退職優遇制度の募集は、2014年だけで3度実施している。過去2回の応募者数は、696人、361人だった。
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