1815年に生まれたAda Lovelaceは、ある時、イギリスの数学者Charles Babbageが解析機関について解説した書物に、注釈を付けるという仕事に携わった。その書物には、ベルヌーイ数を求めるための解析機関用プログラムコードが書かれていて、これは“世界初のコンピュータプログラム”と呼ばれている。
この仕事の後、Lovelaceは、友人に「脳と神経は、思考と感情にどう関係するのか計算モデルを作ってみたい」と話していた。結局、Lovelaceが精神疾患を患っていて、この“夢”はかなわなかった。
なお、LovelaceとBabbageがやり取りしていた文書からは、Lovelaceが書いたとされるコードが見つかっている。
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