Apple Watchの初年度出荷数は4000万個? スマートウオッチ市場は好調に推移:ビジネスニュース 業界動向(2/2 ページ)
2015年のスマートフォン市場では、LTE対応スマートフォンが急激に成長し、台数ベースで28%、売上高ベースで55%を占める見通しだ。LTEスマートフォンは、2018年までには、全スマートフォンの半分を占めると予想され、3Gスマートフォンが2Gスマートフォンを追い抜くのにかかったよりも5年早く世代交代が進む見通しだという。
スマートフォン全体の成長率は、2014年の27%からは下がるものの、2015年も16%とまずまずの数字を維持する見通しだ。一方、タブレット端末の2015年の成長率は、7%にまで落ち込み、2019年に年間出荷台数3億2000万台でほぼピークに達すると予想されている。5年前の予測では、この数字は6億台と見積もられていた。
Gwennap氏は「タブレット端末市場は成熟が進み、成長はローエンド製品が中心となっている。Appleの『iPad』は2014年に出荷台数が減少に転じ、Samsung Electronicsのタブレット端末の売上高も低迷している」と指摘する。わずかな光明は、Windowsタブレットだ。2019年のタブレット端末市場では、Windowsタブレットの売り上げ台数は2700万台に増加し、同市場の8%を占めると予想される。Gwennap氏は「Windowsタブレットはまだ、かなり高額だが、企業での利用が増えている」と解説している。
スマートフォン市場の成長は緩やかに続く
タブレット端末市場は、ほぼ横ばいとなっている
【翻訳:滝本麻貴、編集:EE Times Japan】
- サムスン「GALAXY」のシェア急落 2014年4〜6月世界スマホ
IDCが発表したリポートによると、2014年第2四半期におけるスマートフォンの世界市場で、Samsung Electronics(サムスン電子)はシェアを前年同期比で7%落とした。代わりに、HuaweiとLenovoの中華圏のメーカーが驚異的な成長を遂げている。
- サムスン、中国スマホ市場で2014年Q4のシェアが5位に急落
中国のスマートフォン市場において、メーカー別シェアランキングの顔ぶれが大きく変化している。特に、Samsung Electronics(サムスン電子)のシェアが大幅に低下した。前年同期では18.8%でトップだったが、1年で7.9%と一桁台までシェアを落とした。
- STとサムスンが28nm FD-SOIの製造協力で合意
STマイクロエレクトロニクスとサムスン電子は2014年5月14日、28nmの製造プロセスルールによる完全空乏型シリコン・オン・インシュレータ(FD-SOI)技術のマルチソース製造協力に関する包括的契約を締結したと発表した。
- Appleがサムスンを逆転――2014年Q4のスマホ市場
Gartnerによると、2014年第4四半期(10〜12月期)の世界スマートフォン市場では、AppleがSamsung Electronics(サムスン電子)を抜いて、シェアNo.1に返り咲いた。
- Appleが首位サムスンに肉薄――2014年10〜12月スマホ世界シェア
IDCは、2014年第4四半期(10〜12月期)におけるスマートフォンの出荷台数を発表した。トップはSamsung Electronics(サムスン電子)だが、Appleが「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」によって大きく出荷台数を伸ばし、Samsungに迫る勢いを見せた。一方のSamsungは、シェアを28.83%から20.01%に落としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.