ロチェスター エレクトロニクスは、リコー電子デバイスと正規ディストリビュータ・リセラー契約を結んだ。日本を含むアジア及び欧米市場で、DC-DCコンバータICなどリコー製品の販売を新たに開始する。
ロチェスター エレクトロニクスは2015年8月、リコー電子デバイスと正規ディストリビュータ・リセラー契約を結んだ。日本を含むアジア及び欧米市場で、DC-DCコンバータICなどリコー製品の販売を行う。
今回の契約に基づいてロチェスター エレクトロニクスは、リコー製のLDOレギュレータICやDC-DCコンバータIC、マイコン監視用IC、電池保護用ICあるいは、リアルタイムクロックIC、白色ドライバICなどを取扱い製品に加えた。
これらの製品は、動作温度範囲が−40〜125℃と広い。また、車載向けICは、用途に合わせて「車載重要保安部品」、「車載一般装備品」及び「車載アクセサリ用」と3つの品質ランクが用意されている。さらに、高性能/高精度で電力消費が小さく、小型パッケージでの供給などに特長がある。
ロチェスター エレクトロニクスは、Intelやルネサス エレクトロニクスなど60社を超える半導体メーカーの認定を受けたディストリビュータである。成熟期に入ったIC/ディスクリート製品や半導体メーカーが製造を中止したICなどを取り扱っている。また、民生機器から宇宙仕様に至るまで、30万種類を超える製品を製造している。しかも、全ての製品が履歴管理され、性能も保証されている。今回の契約についてロチェスター エレクトロニクスは、「アジア市場におけるオペレーションをさらに拡大、強化するもの」とコメントしている。
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