2015年度全体の地域別動向を見ると、中国向け出荷額が前年比11%増の1兆4902億円、アジアが同3%増の8125億円、米州が同14%増の3829億円、欧州が同8%増3640億円となった。日本は全体の23%を占めるが、前年比3%減の9285億円となった。
木村氏は、「日本は為替変動によるメリットが得られなかった」と分析する。
なお、世界電子部品市場における日系企業のシェアは38%(2015年度)の見込みとしている。
【各月の国内メーカーによる電子部品の世界出荷統計はこちら】
・2016年3月の国内部品出荷額、前年比6.3%減
・16年2月の国内部品出荷、3カ月連続となる前年割れ
・16年1月の国内部品出荷、2カ月連続の前年割れに
・2015年12月の国内部品出荷、約3年ぶり前年割れ
・2015年11月の国内電子部品メーカー出荷、6.9%増
・2015年10月の出荷額、高周波部品が前年比94%増
・9月の国内電子部品メーカー出荷、前年比10%増
・8月の世界出荷額、高周波部品が前年比65%増へ
・7月の国内電子部品メーカー出荷、前年比13%増
・2015年6月の電子部品出荷額、前年同月比12.8%増へ
・2015年5月の世界出荷額、高周波部品が前年比35%増
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