テクトロニクスは、2016年10月4〜7日に開催される「CEATEC JAPAN 2016」で、「IoT」「高効率パワー」「USB Type-C」の3つをテーマに、最新の製品群を展示する。光アイソレーションにより1GHzの周波数帯域と120dBの同相モード除去比を実現した差動プローブや、電波環境をフィールドでモニタリングできるUSBリアルタイム・スペクトラム・アナライザーを紹介する。
2016年10月4〜7日の4日間、「CEATEC JAPAN 2016(シーテック ジャパン/以下、CEATEC 2016)」が、千葉・幕張メッセで開催される。2015年まで“最先端ITとエレクトロニクスの総合展”として開催されてきたCEATEC。今回からは「CPS(サイバーフィジカルシステム)/IoT(モノのインターネット)の展示会」として実施される。
CEATEC 2016の開催に先立ち、アイティメディアが運営するEE Times Japan、EDN Japan、MONOist、スマートジャパン、TechFactoryの5メディアではCEATEC 2016の特設ページを設け、各編集部が厳選した注目企業の見どころ情報や新製品リリース、速報、イベントレポートを多数紹介していく→5メディア合同「CEATEC JAPAN 2016特集」。
本稿では、テクトロニクスの出展内容について紹介する。
テクトロニクスは、「IoT」「高効率パワー」「USB Type-C」の3つをテーマに、それぞれのアプリケーションでの計測、テスト、解析における新しい課題に応える製品を紹介する。
まずIoT向けとしては、IoT機器の開発に不可欠なワイヤレス通信、消費電力、ノイズの測定および解析用の製品を展示する。例えば、電波環境をフィールドでモニタリングできるUSBリアルタイム・スペクトラム・アナライザーや、バッテリー・シミュレーター、消費電流波形を観測できるDMM(デジタルマルチメーター)などを紹介する予定だ。
高効率パワー測定の分野では、待機電力測定/テスト、電源ノイズ解析の測定器の他、今回の展示の目玉でもある、光アイソレーションにより1GHzの周波数帯域と120dBの同相モード除去比(CMRR)を実現した差動測定のソリューションのデモも披露する。
USB Type-C関連については、USB 3.1、DisplayPortのインタフェース規格および最大100Wの給電規格であるUSB PD(Power Delivery)に関する評価、デバッグ、テストの各ソリューションを展示する。
また、これらに関連するセミナーも2本、下記の日程で開催する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.