興味深いのは27位でしょうか。トヨタ自動車が、NVIDIAの自動車用AI(人工知能)プラットフォーム「Drive PX」を採用する計画だという記事です。自動運転向けのプラットフォームの分野では、NVIDIAと、Mobileyeを買収したIntelが激しく競り合っています。黎明(れいめい)期の分野だけに、これからも“番狂わせ”や“予想外の出来事”は大いにありそうです。「ドライバーの意図はくめない? 自動運転の課題」「MobileyeとIntelは車載分野の“Wintel”になれるか」などもオススメです。
24位のような半導体プロセス技術も、EE Times Japanで人気のあるテーマの1つです。台湾で開催された「COMPUTEX TAIPEI 2017」では、NVIDIAのCEOであるJensen Huang氏が「ムーアの法則は終わった」と言及し、話題となりました(ランキング7位の記事「「ムーアの法則は終わった」、NVIDIAのCEOが言及」)。ですが、微細化の技術開発は相変わらず続いていて、最先端プロセスを適用したプロセッサはスマートフォンから採用される傾向になっています。「半導体プロセスの先導役はPCからモバイルに、2017年は“真の転換点”だった」も、ぜひお読みください。
業界が驚いたM&AからIntelモバイル撤退まで、2016年に最も読まれた30本
エレクトロニクス産業を動かす“3大潮流”
2017年1〜3月期半導体メーカー売上高ランキング
MIPSコンピュータをめぐる栄枯盛衰
ムーアの法則は健在! 10nmに突入したGalaxy搭載プロセッサの変遷
上司の帰宅は最強の「残業低減策」だ 〜「働き方改革」に悩む現場からCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング