2024年の地域別市場予測は、全地域でプラス成長(日本は円ベースで4.6%増、ドルベースだと1.1%減)となるものの、成長率では大きな差が現れた。特に米州は前年比25.1%増、アジア太平洋は17.5%増と大きく伸びる見通しだ。
日本の半導体市場(円ベース)は、2023年に前年比3.8%増の約6兆5637億円となった。2024年は同4.6%増の約6兆8670億円に達する見通し。2025年には同9.3%増の約7兆5088億円規模と予測した。
2024年の製品別市場予測は、ディスクリートが前年比7.8%減の327億7300万米ドル、オプトエレクトロニクスが同1.0%減の427億3600万米ドル、センサー&アクチュエーターが同7.4%減の182億6500米ドル、IC全体は同20.8%増の5174億5700万米ドルと予測した。ICの内訳は、メモリが前年比76.8%増、ロジックが同10.7%増、マイクロが同1.6%増、アナログは同2.7%減とみている。
2025年の市場予測では、全ての製品でプラス成長となる。ディスクリートは前年比7.7%増の353億1000万米ドル、オプトエレクトロニクスは同3.5%増の442億3200万米ドル、センサー&アクチュエーターは同6.3%増の194億1400万米ドル、IC全体は同13.7%増の5884億2500万米ドルと予測した。ICの内訳は、メモリが前年比25.2%増、ロジックが同10.4%増、マイクロが同5.2%増、アナログは同6.7%増を見込む。
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