最後に「よく寝た」という感覚で目覚めることができたのは、果たしてどれくらい前のことでしょうか……。
この記事は、2024年10月24日に発行した「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたコラムの転載です。
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2024年10月15〜18日、幕張メッセでIT/エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC 2024」が開催されました。今回は808社/団体が出展し、11万人以上が来場したそうです。
会場では労働力不足や気候変動といった社会課題の解決に向けた展示が多く見られました。EE Times Japan/MONOistでも会場レポート記事を掲載しています。
さて、数ある社会課題の中でも特に日本社会と関係が深いものといえば、「睡眠不足」ではないでしょうか。2021年の経済協力開発機構(OECD)のデータでは、日本人の1日あたりの睡眠時間は7時間22分と、調査対象になった33カ国の中で最短でした。ちなみに米国人は8時間51分と、日本人より1時間半も長く寝ているそうです。
睡眠は私の個人的な重要課題でもあります。私は長時間眠らないと体力が回復しない、いわゆるロングスリーパータイプです。可能ならば毎日15時間くらい眠りたいのですがそうもいかないため、ここ数年は睡眠の質を高めるために、あらゆる手段を試してきました。食事の改善、運動やストレッチ、サプリメント、アロマオイルなど……。数えればきりがありませんが、今のところ大きな効果を実感できたものはありません。
そんな中、CEATECで気になる製品を見つけました。
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