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1チップで停電時にも回転数を記録 ADIのマルチターンセンサー既存センサーから置き換えるだけ(2/2 ページ)

» 2025年03月21日 10時30分 公開
[浅井涼EE Times Japan]
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従来のセンサーに置き換えてコスト削減

 以下の動画は実際の製品を用いたデモの様子だ。電源コードをつないだ状態でハンドルを回すと、左側のディスプレイに回転数が記録される。電源コードを抜いてさらにハンドルを回し、再度電源コードを接続すると、電源喪失後も含めた正確な回転数がディスプレイに表示された。

「ADMT4000」を用いたデモの様子

 Nau氏は「モーターはもともと位置センサーを搭載している場合が多い。そこにさらに追加するのではなく、従来のセンサーをADMT4000に置き換えるだけで済む」としている。

 ADMT4000は1チップのソリューションであるため、バックアップ電源などを含む従来のソリューションに比べてシステム/メンテナンスコスト、重量や大きさを削減できるという。

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