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EMC試験をとことんラクに、1GHz幅で一気に掃引するEMIレシーバーキーサイトが初展示(2/2 ページ)

» 2025年07月24日 14時00分 公開
[村尾麻悠子EE Times Japan]
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パワーデバイスの動特性をベアチップで測定可能に

 キーサイトは、ワイドバンドギャップ(WBG)パワーデバイスの動特性をベアチップで測定できる「ダブルパルステスター」も披露した。これまで動特性の測定は、ディスクリートやモジュールでしか実施できなかった。「ベアチップでも測定できるようになったことで、開発サイクルを短縮できる他、より特性の優れたチップを選択してパワーモジュールを構築したり、ベアチップの動特性をデータシートに追記したりできるようになるのではないか」(キーサイト)

「ダブルパルステスター」の外観「ダブルパルステスター」の測定用のボード 「ダブルパルステスター」の外観(左)と、測定用のボード。写真中央(ピンク色の枠内)の2本のネジで、ベアチップを押さえつけるようにして、ボードの電極と接触させている。「チップをはんだ付けしてしまうと、新しいチップを測定する際にボードごと交換しないといけない。そのため、チップだけを交換できるようにしている」(キーサイト)[クリックで拡大]
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