パナソニックは、ラスベガスで開催中の「2012 International CES」で、何億人ものユーザーを持つFacebookを、テレビ番組と同時に表示できるスマートテレビなどを披露した。
パナソニックは、米国ネバダ州ラスベガスで開催中の消費者向けエレクトロニクスの総合展示会「2012 International CES」(2012年1月10〜13日)で、同社のテレビ「VIERA」を、FacebookやTwitter、Skypeなどのインターネットサービスに接続して利用する、スマートテレビのコンセプト展示を数多く見せた。
図1は、TwitterのアプリをVIERAにダウンロードして利用しているところ。パナソニックの担当者によると、「テレビ番組とTwitterを同時に表示することが可能なので、例えば、今見ている番組についてツイートしたり、他の視聴者のツイートをチェックしたりすることができる」という。他に、Facebookもテレビ番組と同時に表示できる。TwitterやFacebook、その他のアプリは、「VIERA Connect Market」からダウンロードする。
図2は、Skypeに接続したところ。こちらもテレビ番組を見ながら、Skypeを使って通話できる。例えば「スポーツ番組などの視聴を中断することなく、Skypeを利用できる」(パナソニックの担当者)。
スマートテレビなど向けに、タッチパッドを搭載したリモコンも紹介した(図3)。説明員によれば、「Webサイトなどを閲覧するスマートテレビでは、スクロールなどの動作が多くなる。ボタンのみのリモコンよりも、タッチパッドを搭載したものの方が操作性が良い」という。
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