HD-PLCは、パナソニックとパナソニック システムネットワークスが開発した電力線通信規格。HD-PLCが新たにDLNAガイドラインに追加されたことで、DLNA対応機器間の接続に電力線通信が使えるようになった。
パナソニックとパナソニック システムネットワークスは、高速電力線通信規格「HD-PLC」が、DLNAガイドラインの標準通信方式として認定されたと発表した。
DLNAガイドラインは、PCやデジタル家電、モバイル機器をつなぐ相互運用可能なホームネットワークの構築を目指した業界団体「DLNA(Digital Living Network Alliance)」が策定している。これまで、有線LAN(イーサネット)や、無線LAN(Wi-Fi)などがDLNAガイドラインで認定されていた。今回、HD-PLCが新たに追加されたことで、DLNA対応機器間の接続に電力線通信が使えるようになった。
HD-PLCは、パナソニックとパナソニック システムネットワークスが開発した電力線通信規格である。2010年12月には、HD-PLCをベースにした国際標準規格「IEEE 1901」が策定された。
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