EE Times Japanで先週(2015年3月14〜20日)に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!
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1位は「Googleでも勝負は難しかった? スマートグラスは民生から産業用途へ」、2位は「「MacBook Air(Early 2015)」13インチモデルを分解」、3位は「普及進まぬ3G網、サムスンの苦戦――東南アジアの通信事情」がランクインしました。
1位はスマートグラスの記事です。民生向けではあまり目立ったニュースがなくなってしまいましたが、産業用途では、期待がかけられているという話を耳にします。特に工場での作業/検査など、両手がふさがっていても視覚から情報を得たい、といったコンセプトで開発が進んだり、採用が検討されたりしています。「機体を“スマートツール”で組み立てる、エアバスの未来の工場」「網膜に直接映すスマートグラス! 産業・医療用途で2015年に実用化へ」「ロービジョンケア向け網膜走査型アイウェアを1年後に商品化へ」などを読むと、スマートグラス業界は、産業向けに用途を既に絞り込んでいることが分かるかと思います。スマートグラスのニュースをまとめたサイト「ウェアラブル特集」も、ぜひのぞいてみてください。
8位の記事では、医療エレクトロニクス分野における新技術を紹介しました。同技術を手掛けた研究グループが目指しているのは、「チップ上に人間の臓器を形成し、それをマイクロ流路でつなぐこと」だそうです。これだけ聞くと、やや恐ろしいですが、もし実現すれば、薬剤スクリーニングに大きな力を発揮しそうです。マイクロ流路と聞くと思い出すのが、「MEDTEC Japan 2014」でアルプス電気を取材したことです。同社は精密な金型の製作などで培ってきた微細加工技術を、マイクロ流路に応用したいと話していました。現在注目が集まっている医工連携の分かりやすい例だといえるでしょう。「「医療」の進化はエレクトロニクスが引っ張る! MEMSセンサー/USB 3.0などを提案」「心拍がパスワードに、埋め込み型医療機器の安全性を高める」「血流を電波で観測、非接触の心拍センサーを九工大が展示」なども、ぜひお読みください。
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