日本アルテラ新社長に、元インターシル日本法人社長の和島正幸氏が就任:企業動向 Altera
日本アルテラは2015年7月1日付で、代表取締役社長に和島正幸氏が就任したと発表した。
Alteraの日本法人である日本アルテラは2015年7月1日付で、代表取締役社長に和島正幸氏が就任したと発表した。
和島氏は、日立製作所、Conexant Systemsなどを経て、2009年にNational Semiconductorに入社し、2011年4月からナショナル セミコンダクター ジャパンの代表取締役社長を務めた。同年12月からはIntersil副社長兼日本法人代表取締役社長を務めていた。
7月1日付で日本アルテラ社長に就任した和島正幸氏
和島氏は、「テクノロジー先進国である日本は、アルテラにとって重要な市場。今まで培ってきた経験をもとに、日本アルテラのさらなる成長を目指す。最先端14nm トライゲート・プロセス製造デバイスを含むGeneration 10 FPGA & SoC製品ポートフォリオ、超小型・大電流のEnpirion電源ソリューションといった最先端のテクノロジーと、顧客志向の戦略により、顧客の戦略的パートナーとしてより強い信頼関係を築き、顧客の設計を強力に支援していく」としている。
- 「震災後」のパラダイムシフトに即応で臨む
東日本大震災は、この国に暮らす人々の生活に対する考え方を大きく変えた。アナログ半導体の応用分野で大震災後に顕在化したという、消費者のニーズの変化とは。そして、年末までに完了する見込みのTexas Instrumentsによる買収で、既定の戦略に変更はないのか。4月に就任した新社長に聞いた。
- アナログIC大手のIntersilは10分野に注力、「研究開発投資の80%を集中」
Intersilは、今後の成長を目指すために注力する10の製品分野を決定した。これら10分野の製品は、アナログ/ミックスドシグナルIC市場のうち、2010〜2015年の年平均成長率で17.5%と特に高い成長が期待できるアプリケーション領域に向けられている。
- 全ての機器にアルテラ製品を、多様な製品群で自動車/産業機器分野に挑む
大手FPGAベンダーのアルテラは、2013年後半から2014年にかけ、さまざまな新製品投入を予定する。14nmという最先端プロセス採用品から55nmフラッシュメモリ内蔵の低コストファミリ、さらには電源ICをも手掛ける。取り扱い製品が多様化しつつある中、2013年7月に日本アルテラの社長に就任したハンス・チュアン氏は、「全ての製品にアルテラ製品を搭載する」という。チュアン氏に日本法人社長としての抱負や事業戦略を聞いた。
- アルテラが車載分野への本格展開を宣言、年率20%以上の売上高成長を見込む
FPGAベンダー大手のアルテラが、日本市場での車載展開を本格化させる。日本アルテラ社長の日隈寛和氏は、「車載分野専任の営業、技術サポート、マーケティングなどの人員がそろい、販売代理店としっかり連携できる体制がついに整った。これからは車載分野で積極的に展開を進めていく」と宣言した。
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