夏休みの子どもと“インテル、はいってる”を学ぶ:ムーアの法則 50周年記念展示(3/3 ページ)
インテル社長の江田麻季子氏は、同展示の開催にあたって「子どもたちは生まれた頃からインターネットが存在し、小さいころからスマートフォンの中身がどうなっているか知る機会がない。今回の展示で、次世代を担う子どもたちに今までの歴史について興味をもってもらいたい」と語った。
同展示は、科学技術館2階スペースで2015年8月21日まで行われている。また、科学技術館でもこれまでの50年間の産業技術の変遷を紹介する「くらしの技術⇔50年『大・展望展』」が2015年8月30日まで行われているので、夏休みで暇を持て余す子どもたちがいるご両親にお勧めしたい。
笑顔で展示の説明をする江田麻季子氏 (クリックで拡大)
- IoTで変わる福祉機器、階段を上る車いすも登場
「NIWeek 2015」の3日目の基調講演では、医療や福祉の分野に貢献する技術として、階段を上れる電動車いすや、高齢者の歩行を助ける下肢用パワードスーツなどが登場した。単に医療機器・福祉機器を開発するのではなく、それらの機器から集めたデータを生かす仕組みが考えられており、IoT(モノのインターネット)と医療・福祉の世界を結び付けるような開発事例が紹介された。
- 感電しないコンセントと伝説の元クラッカー
今回は、「FTF 2015」の基調講演から、感電のおそれのないコンセントと、伝説の元クラッカーの話を紹介する。コンピュータやネットワークなどのセキュリティにおいて、「今後、最も脅威となり続けるものは何か?」と問われた元クラッカー。さて、何と答えたのだろうか。
- マッスルスーツを着られる! 人工クモの糸も見られる! 先端技術を“体験”できる展示施設が誕生
これからの日本を支える若い世代に、日本の最先端技術を知ってもらいたい――。高度技術社会推進協会(TEPIA)は、東京都港区に、最新技術を紹介する「先端技術館@tepia」をオープンした。「見て、触って、確かめられる」展示を実現している。
- 3つに折り畳める有機ELディスプレイ、半導体エネルギー研究所が展示
半導体エネルギー研究所は、「Display Innovation 2014」において、4枚の13.5型のパネルを組み合わせて、つなぎ目が目立たないようにした27型ディスプレイや、1058ppiの解像度を実現した2.78型ディスプレイ、タッチパネル機能を付けた折り畳み可能な「Foldable Display」などを展示した。
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