CX3300シリーズ本体は、マルチタッチ対応14.1型タッチパネルを採用し、直感的なGUIで簡単に操作できる点も特長。電流波形の任意の部分を拡大表示する「どこでもズーム解析」なども簡単なタッチ操作だけで行える。他にも解析機能として、スペクトラム解析機能やCCDF(Complementary Cumulative Distribution Function)解析機能などを備える。「こうした解析も、これまでは不可能だったもの。こうした解析機能を使うことで、新たなデバイスの低消費電力化技術などが生まれることを期待している」(製品開発に携わった里方昭彦氏)という。
“6 in 1”オシロスコープ、機能や性能を手元でアップグレード可能
テクトロニクスは、スペクトラムアナライザなど、最大で6種類の測定機能を1台の筐体に統合できるミックスド・ドメインオシロスコープ「MDO3000シリーズ」を発表した。オプションの機能やモジュールを追加すれば、測定仕様に応じた機能や性能に手元でアップグレードすることが可能である。