2017年度業績については、売却などの事業見直しを検討しているメモリ事業、子会社ランディス・ギアの事業を含めた数値として売上高4兆7000億円、営業利益2000億円、最終利益500億円との見通しを公表。2017年度から連結から外れる公算の強いメモリ事業および、ランディス・ギア事業を除いた“新生・東芝”としての2017年度業績見通しについては売上高3兆6500億円、営業利益500億円とし、最終損益も事業売却益などから「黒字になるだろう」(東芝)としている。
事業別では、2016年度通期で20%強、2017年1〜3月の3カ月間では30%という高い営業利益率を達成したメモリ事業が、円高に伴う為替影響を受けるものの好調を維持する見通し。HDD事業についても2016年度からの好調を維持する見通し。
ストレージ&デバイスソリューション以外の、エネルギーシステムソリューション、インフラシステムソリューション、インダストリアルICTソリューションの各事業についても2017年度は営業黒字を見込んでいる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.