アプリケーション市場別のビジネス展開を見ると、自動車分野では自動運転やADASのイノベーションが継続。ゾーンアーキテクチャやセンシングSoCに加えハイパフォーマンスコンピューティングの需要も旺盛で商談は引き続き活発だという。また下図の通りスマートデバイス、産業機器、データセンター/ネットワークの各分野でAIについて触れているが、自動車分野も含めてAI活用の拡大に向けたAI処理能力向上などのトレンドが加速しているといい、肥塚氏は、「われれれはビジネスモデル全体で受け止め、事業機会につなげていきたい」と語っていた。
同社は、コンピュータアーキテクチャベースでの各分野での先端SoC開発事例も紹介していた。スマートデバイスやデータセンター/ネットワーク向けでは、ホモジーニアス/ヘテロジーニアス構成の事例を提示(下図)。「アプリケーションによらず顧客の関心は強い。現在はホモジーニアスインテグレーションが多いが、ヘテロジーニアスインテグレーションに関心を示す顧客もいて、今後も増えるだろう」と語っていた。
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