「1年間の総合記事ランキングトップ10」をお届けします! 2024年は、どんな記事がよく読まれたのでしょうか。
「1年間の総合記事ランキングトップ10」をお届けします! 2024年は、どんな記事がよく読まれたのでしょうか。
2024年は、前年から続く生成AI(人工知能)を中心としたAIブームが半導体市場をけん引。そしてその主役となったのは、AIサーバ向けにGPUを供給するNVIDIAです。半導体市場の予想や各半導体メーカーの売上高に関する記事は毎年上位に入りますが、今年は特にNVIDIAの目を爆発的な成長が業界を超えて注目されたこともあり、「2023年の世界半導体メーカー売上高ランキングでNVIDIAが初の2位になった」ことを伝える記事が最も読まれました。売上高ランキングおよび市場予測の記事は5位、6位にもランクインした他、NVIDIAのGPU不足について扱った記事も9位に入るなど、2024年はまさに『NVIDIAの年』だったといえるでしょう。
AIブームではエッジ側も進化を遂げていて、2024年はPCやスマートフォンへのAI搭載も相次いで市場に投入されました。3位にはIntelやAMDが発売したNPU内蔵の新プロセッサを分解、その内部に迫ったテカナリエの清水洋治氏による連載記事がランクインしています。
また2024年に入り3四半期連続の最終赤字を計上し、特に直近の2024年7〜9月期は過去最大の赤字幅となったIntelの業績低迷も大きな話題となりました。5位には、このIntelの不調の要因を分析した微細加工研究所の湯之上隆氏による連載記事が入りました。
日系半導体メーカーでは、10年連続の赤字となる中、次世代OLED「eLEAP」を中核に再起を図るJDIの決算概要および今後の見通しについて扱った記事が7位。2024年2月、資金繰りのためキオクシアが四日市工場(三重県四日市市)の土地を売却したことを伝える記事が10位に入りました。なお、2023年度は赤字が続いたキオクシアでしたが、2024年4〜9月期は純利益が過去最高の1760億円になるなど好調で、2024年12月にはついに東証プライム市場に上場を果たしました。
2024年の半導体業界を振り返る記事を収録した電子ブックレットも、併せてぜひご覧ください。
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