EE Times Japanで先週(2013年8月11日〜8月17日)に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!
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1位は「インテル、富士通の携帯電話機用RFIC事業を買収」、2位は「2013年上半期半導体売上高ランキング――メモリ好調の一方で、日本勢の苦戦目立つ」、3位は「2013年Q2の半導体売上高は明暗くっきり、米州は10%増で日本は20%減」がランクインしました。
あまり報道されていませんでしたが、実はインテルが富士通の携帯電話機用RFIC事業を買収していたようです。
2013年は、同じようにモバイル技術を手掛けるST-Ericssonとルネサス モバイルも、合弁の解消や事業の見直しといった決断を迫られました。変化が激しすぎるモバイル事業で生き残ることがいかに難しいのかが、よく分かります(関連記事:「ST-Ericssonとルネサス モバイルは、なぜ失敗したのか」「“足かせ”だったST-Ericsson、親会社が解消に合意」)。一方で、無線通信モジュールを手掛けるメーカーの中には、最初から「民生用途は狙わない」と断言するところもあります(「AppleやSamsungは狙わない」、u-bloxが語るベースバンドIC事業を成功させる鍵)。
無線通信モジュール/RFICは、民生用途ではますます少数の大手メーカーの優位性が高まり、非民生用途では、小規模ながらも実力のあるメーカーが競争を繰り広げる群雄割拠の状態になっていきそうです。
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