2012年9月13日に発表されたAppleの「iPhone 5」の部品コストは、16GB版で約167米ドルだと推定される。「iPhone 4」や「iPhone 4S」に比べて、プロセッサの価格が上がっている。販売価格は、199米ドル前後だという。
Appleが2012年9月13日に発表したばかりの「iPhone 5」。TechInsightsの製品分解担当者によると、16GB(ギガバイト)版の部品コスト(BOM:Bill of Materials)は、167.50米ドルと推定されている。「iPhone 4S」の16GB版に比べると、約35米ドルほど高いとされている。
iPhone 5は、2012年9月21日に発売が開始される。16GB版の価格は199米ドル前後になるという。
「iPhone 5」の推定部品コスト。「iPhone 4」と「iPhone 4S」を基に推定した(クリックで拡大)。iPhone 4/iPhone 4Sに比べてプロセッサの価格が大幅に上がっていると予想される。 出典:TechInsightsなお、UBM TechInsightsは、EE Times誌と同じくUnited Business Media傘下の技術情報サービス企業である。
【翻訳、編集:EE Times Japan】
まもなく発売の「iPhone 5」、クアッドコア搭載でLTE対応が濃厚
iPhone 4Sを分解、やはりiPhone 4のVerizon版がマルチモード対応の布石Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
記事ランキング