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「令和6年能登半島地震」半導体／電子部品各社への影響：随時更新

2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」で被災した、北陸に生産拠点を持つ半導体／電子部品各社の被害状況をまとめる。【最終更新：2024年3月21日】

» 2024年02月26日 23時00分公開

[EE Times Japan]

　本稿では、2024年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」で被災した、北陸に生産拠点を持つ半導体／電子部品各社の被害状況および復旧状況をまとめた。【最終更新：2024年3月21日】

村田製作所

【3月21日】加賀東芝が震災前の生産能力に復帰、村田製作所は石川県七尾市の工場を再開
【2月21日】村田製作所、富山県氷見市の工場で生産を再開
【1月23日】村田製作所、石川県七尾市の工場は3月から順次生産再開
【1月22日】村田製作所、石川県穴水町の工場再開は5月中旬以降に
【1月17日】能登地震、村田製作所と日本ガイシの復旧状況
【1月9日】能登地震、半導体／電子部品業界の被害状況
【1月2日】能登地震、半導体／電子部品各社が生産拠点の被害状況を確認中

サンケン電気

東芝

【3月21日】加賀東芝が震災前の生産能力に復帰、村田製作所は石川県七尾市の工場を再開
【1月26日】加賀東芝エレクトロニクス、2月上旬にも被災前の生産能力レベルに
【1月12日】加賀東芝エレクトロニクス、2月上旬の復旧目指す
【1月9日】能登地震、半導体／電子部品業界の被害状況
【1月2日】能登地震、半導体／電子部品各社が生産拠点の被害状況を確認中

日本ガイシ

ジャパンディスプレイ（JDI）

村田製、23年度Q3は減益　能登地震でQ4に最大50億円のマイナス影響
村田製作所の2023年度第3四半期決算は、売上高は前年同期比4.9％増の4394億円、営業利益は同2.9％減の762億円だった。通期業績予想は据え置く。通期では能登半島地震によって30億～50億円程度のマイナス影響を見込んでいる。
サンケン電気が23年度通期の業績予想を取り下げ、能登地震受け
サンケン電気は2024年2月6日、2024年3月期（2023年度）の連結業績予想を取り下げた。令和6年能登半島地震で被災した石川サンケンの3工場に関して、生産の回復や損失額の算定などにまだ時間が必要と判断した。
能登地震、半導体／電子部品各社が生産拠点の被害状況を確認中
石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震発生を受け、北陸に生産拠点を持つ半導体／電子部品メーカー各社が、被害状況の確認を急いでいる。2024年1月2日には、東芝デバイス＆ストレージなどが被害状況の確認について第1報を発表した。
OLEDが「快進撃を継続」も、液晶は引き続き大幅赤字　JDI決算
ジャパンディスプレイ（JDI）の2023年度第3四半期（2023年10～12月）連結決算は、売上高が前年同期比13％減の605億円、営業利益は同44億円増で62億円の赤字、純利益は同35億円減で93億円の赤字となった。