EE Times Japanで先週(2012年1月15〜21日)、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!
1位にはソニーの最新型携帯ゲーム機「PS Vita」の分解リポート、2位には次世代のWi-Fi規格として期待されている「IEEE 802.11ac」の製品化動向をまとめた最新ニュースがランクインしました。
米国ネバダ州ラスベガスで2012年1月10〜13日に開催された世界最大の消費者向けエレクトロニクスの総合展示会「2012 International CES」に関連したニュース記事も注目を集めました。3位、4位、5位に2012 International CESに関連したニュース記事が登場しています。
第2位にランクインしたニュース記事で取り上げたIEEE 802.11acは、IEEE 802.11委員会のWG(Working Group)が現在策定を進めている高速の無線通信技術です。1Gビット/秒を超える高いデータ伝送速度が特徴で、ホームネットワークにおいて音声や画像、映像などのマルチメディアコンテンツを配信するといった用途が想定されています。ドラフト版の段階ですが既に、BroadcomとMediaTeKが対応無線LANチップを発表しました(関連記事)。
無線LAN技術の業界団体であるWi-Fi Allianceは、現在の最新規格であるIEEE 802.11nの後継規格にIEEE 802.11acを位置付けました(関連記事)。米国の市場調査会社であるABI Researchは、IEEE 802.11acに対応した製品は、2012年にはまだ出荷数量が少ないものの、2013年に急激に増加して、2014年までには高いシェアを占めるようになると予測しています(関連記事)。
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