インテルやマイクロソフトなどの国内代理店であるテックウインド。「第17回 組込みシステム開発技術展(ESEC2014)」では、インテルブース内の出展企業として、4K/60pのコンテンツを再生できる超小型PCを展示する。
2014年5月14〜16日の3日間、組み込みシステム開発に必要なハードウェア/ソフトウェア/コンポーネントから開発環境までが一堂に集結する「第17回 組込みシステム開発技術展(以下、ESEC2014)」が開催される。
ESEC2014の開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ESEC2014の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい。
今回は、インテルやマイクロソフトなど50を超えるメーカーの国内正規代理店として、PCパーツ/PC周辺機器を扱うテックウインドを紹介する。ESEC2014では、「The Internet of Things starts here.」をテーマに掲げるインテルブース内で、4K(3840×2160)/60pコンテンツを再生する小型かつ低価格のプレーヤを展示する。
テックウインドの展示のキーワードは「4K」だ。2014年度は4K試験放送も開始される予定で、パネルやテレビなどの表示装置や4Kカメラの他、コンテンツ制作においても4K/60p対応の流れが加速している。
こうした背景を受け、4K/60pコンテンツの再生を低価格で実現する超小型PCベースのプレーヤを展示する。同社は「次世代高画質4K出力に対応したプレーヤは、現時点では市場にほとんど投入されておらず、注目度の高い製品となります」と話している。
USBメモリーにコンテンツを入れておけば、プレーヤに挿入するだけで自動再生が可能だ。一般的な視聴用途の他、研究・検証、デジタルサイネージ、パブリックビューイングなどさまざまなシーンでの利用を見込む。テックウインドは、「ぜひ、お客さま自身に本プレーヤに触れていただき、4K時代の流れに合わせてご利用シーンを想定していただければ」と話す。
その他、インテルの小型フォームファクタPCである「NUC」製品、自社ブランドのタブレット端末や組み込み市場にも対応する製品の紹介にも力を入れる。「テックウインドは主にPCパーツの国内代理店として知られておりますが、お客さまの要求に沿うパーツの提供だけではなく、ソリューションを提供できるよう取り組んでいます」(同社)。
インテルブースのテーマであるIoT(モノのインターネット)についてテックウインドは、「IoTはクラウド、ビッグデータに続く大きなトレンドとして認知されており、インテルもこの大きなビジネス機会と捉えています。インターネットにまつわるソリューションは、今後ますます市場で求められていきますので、テックウインドとしても、市場に合わせたソリューションをスピーディに提供していきます」と話している。
会期 | 2014年5月14日(水)〜16日(金) |
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時間 | 10:00〜18:00(10日(金)のみ17:00に終了) |
会場 | 東京ビッグサイト |
ブースNo. | 西9-1 |
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