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» 2016年05月30日 11時30分 公開

人身事故に遭わない秘策は“都会に住むな”!?世界を「数字」で回してみよう(30) 人身事故(2/10 ページ)

[江端智一,EE Times Japan]

ホントは大いに腹が立っている? 読者の皆さんの本音

 こんにちは。江端智一です。

 今回は、「人身事故を「数字」で回してみよう」の2回目になります。

 この連載は、鉄道の人身事故によって、出社や帰宅、そして出張先への遅刻を強いられ、その度に、私がいつも感じるこの思いからスタートしました。

―― なんで、わざわざ「電車」を使うのかなぁ

 このような人身事故に対して、メディアやネットの掲示板では、世間の無理解、政府の対応不足、鉄道会社の不備を指摘する意見が多いようです。

 しかし、私は、

『人身事故の責任は、―― 生死を問わず ―― 人身事故を発生させた当事者にあるに決まっとろうが 』

と、思っています。

 そこで、連載第1回では、読者の皆さまに、2つだけの質問のアンケートをお願いしました。その結果は以下の通りでした(ご協力ありがとうございました)。

 実に9割の人が、人身事故に腹を立てていて、さらにそのうち、8割の人が、人身事故の当事者に腹を立てていることが分かりました。この他、個人的にもご連絡(メール)を頂き、『動機や経緯やどうあれ、結果としては「自爆テロ」と同じである』というご意見も頂いております。

 今回のようなアンケート結果が、メディアやネットに表れてこないのは「そうは思っているが、口に出しては言い難い」というのが実際のところなのでしょう。

 さて、この「怒り」の定量化の検討は、次回以降とさせて頂くことにして、今回は、「一体、どこの誰が、人身事故を発生させているのか」の調査に入りたいと思います。

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