さよなら「エルピーダメモリ」――2月28日から「マイクロンメモリ ジャパン」に:ビジネスニュース 企業動向
エルピーダメモリ(以下、エルピーダ)は2014年1月23日、社名を「マイクロンメモリ ジャパン」に2014年2月28日から変更する予定と明らかにした。
エルピーダメモリ(以下、エルピーダ)は2014年1月23日、社名を「マイクロンメモリ ジャパン」に2014年2月28日から変更する予定と明らかにした。
エルピーダは、2012年2月に会社更生法の適用申請を決め、2012年7月にマイクロンと、買収および支援を目的とするスポンサー契約を締結(関連記事:Micronがエルピーダ買収を正式発表、買収額は2000億円)。2013年8月に、マイクロンによるエルピーダの買収が完了していた(関連記事:「社名がマイクロンになってもエルピーダの火は消えない」、坂本社長が退任の弁)。マイクロンは、買収完了時にエルピーダの社名を変更することを示唆していた。
なお、エルピーダは、子会社の秋田エルピーダメモリについても同日から「マイクロン秋田」に社名変更する予定としている。
- 半導体業界における2013年の買収事例
2013年以降、半導体業界ではいくつかの大きな買収が完了した。最もインパクトの強い事例の1つはMicron Technologyによるエルピーダメモリの買収だろう。今回は、エルピーダを含め、2013年7月までに買収が完了あるいは発表された事例を紹介する。
- 「社名がマイクロンになってもエルピーダの火は消えない」、坂本社長が退任の弁
米国の半導体メモリ大手マイクロンは、国内唯一のDRAMメーカーだったエルピーダメモリの買収を完了したと発表した。2013年末までに、エルピーダの社名はマイクロン・メモリー・ジャパンに変更される。社長を退任する坂本幸雄氏は、「社名は変わるが、エルピーダの火が消えるわけではない」と述べた。
- DRAM業界が黒字に転換、過去3年で最高の利益率を達成
DRAM業界は、生産量をうまくコントロールすることで営業利益率を着実に上げてきた。こうした努力が功を奏し、2013年第2四半期は過去3年間で最高の営業利益率を達成したという。
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