ロボットが熱い! 若田宇宙飛行士と会話する、時速25kmで走る……:フォトギャラリー(3/3 ページ)
[Carolyn Mathas,EE Times]
ロボット「ATLAS」は、屈強な男にも見えるし、オモチャのロボットのようにも見える。いずれにせよ、暗い路地で出くわしたくはない代物だ。これは、DARPAから依頼を受けてBoston Dynamicsが開発した高機動性人型ロボットだ。起伏の多い地形や福島原発のような危険な状況での作業に向けて開発された。産業界では将来、多くの場面でATLASのようなロボットが活躍しそうだ。
高機動性人型ロボット「ATLAS」
外科手術に使われているロボット。手術医の手や指の動きにリアルタイムで追従し、細かい機器の操作を行っている。
人間が操作するには難しい細かい作業を行っている
米バージニア工科大学で開発されている、クラゲ型自律ロボット「Cyro」。直径168cmで、重さは80kg。海中を偵察する。
直径168cmのクラゲ型ロボット
【翻訳:滝本留美、編集:EE Times Japan】
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