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実はエラーから生まれた新素材EE Times Japan Weekly Top10

EE Times Japanで先週(2014年5月17日〜23日)に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!

» 2014年05月26日 11時39分 公開
[EE Times Japan]

「EE Times Japan Weekly Top10」バックナンバー

 1位は「ルネサスの車載マイコン、宇宙へ!?」、2位は「「Google Glass」を分解、旧型プロセッサの搭載が意味するものとは?」、3位は「「SSDが壊れる」まで(後編)」がランクインしました。

 8位は、IBMが開発した新しい素材を紹介した記事です。材料分野は既に成熟しきっていて、何十年もの間、革新的といえるような大きな進歩は特になかったそうです。そうした中で生まれた新しいポリマーは、強度と耐亀裂性を備え、100%リサイクル可能というもの。IBM Researchのツイッターによれば、この新種ポリマーは「エラーから生まれたもの」だそうです。何がどんな結果につながるのか、本当に分からないものです。

 半導体(IC)の性能の向上には微細化が大きく貢献してきましたが、微細化が物理的な限界に近づいているといわれる今、材料による性能向上に期待がかかっています。「ダイヤよりも硬く、羽毛よりも軽く――炭素が開く新材料」「「性能はグラフェンを超える」、米大学がゲルマニウム系の新材料を発表」「立体交差もできる! 銅の100倍電流を流せるカーボンナノチューブ材料で微細配線加工に成功」など、オススメの記事がたくさんあります。奥が深い材料の世界を、今後も追っていきたいと思います。

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