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パイオニアがホームAV事業でオンキヨー&香港投資ファンドと資本業務提携ビジネスニュース

パイオニアは2014年6月24日、ホームAV事業でオンキヨーと香港の投資ファンドであるベアリング・プライベート・エクイティ・アジアと資本業務提携することで基本合意したと発表した。

» 2014年06月24日 18時45分 公開
[EE Times Japan]

 パイオニアは2014年6月24日、ホームAV事業でオンキヨーと香港の投資ファンドであるベアリング・プライベート・エクイティ・アジアと資本業務提携することで基本合意したと発表した。ホームAV事業を手掛ける完全子会社であるパイオニアホームエレクトロニクス(PHE)の株式の一部をオンキヨーとベアリングに譲渡する方針で、譲渡後の出資比率はベアリングが51%とし、残る49%分は「当事者間で協議の上決定する」(パイオニア/オンキヨー)。

 資本業務提携の基本合意に関してパイオニア、オンキヨーは、「両社のブランド力や優れた技術など強みとなる経営資源を互いに有効活用し、コスト競争力を向上させていく。ベアリングが資本参加することにより、事業規模のさらなる拡大など事業シナジーの最大化を推進する」としている。

ブランドは維持

 両社のブランドについては、「今後も維持しつつ、さらなる企業価値の向上を目指していく」としている。

 ベアリングは、香港に本社を置く投資ファンドで、事業拡大や企業買収などを目指す企業への資金提供に注力しているという。1997年に設立され、アジアでの投資活動を中心に行い、現在、投資している企業は30社で、2013年時点の投資対象会社の売上高合計は250億米ドル以上としている。

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