「iPhone 5S」を解剖!? 気になる新機能と搭載部品を探る:製品解剖(4/4 ページ)
iPhone 5Sの回路基板は、製造効率を考慮してiPhone 5と似通っていることが予想される。初期のリーク写真をみてもメイン基板が、ほぼ同じ構造をしていることがうかがえる。
iPhone 5Cは恐らく、iPhone 5と同じA6プロセッサを搭載するだろう。iPhone 5Sは、デュアルコア構成のA7プロセッサを採用し、A6プロセッサよりも性能が31%向上すると言われている。
メモリは、2モデルともに1GBのRAM使用を保持する可能性が高く、iPhone 5Sは、A7プロセッサへの移行で、LPDDR3 RAMが使用されるだろう。
解像度は、iPhone 5と同じ800万画素を維持するだろう。ただiPhone 5Sのカメラの絞りは、iPhone 5のF/2.4からF/2.0になると思われる。さらに、iPhone 5Sは、白と黄色のフラッシュ用のLEDを備える見込み。より暗い場所での撮影にしやすくなることが予想されている。
【編集:EE Times Japan】
>>↑↑↑iPhone関連記事はコチラから↑↑↑<<
- iPhone 5を分解、新型プロセッサ「A6」の謎に迫る
Appleの最新スマートフォン「iPhone 5」を分解し、主要部品のサプライヤーを調査するとともに、新型プロセッサ「A6」にも迫った。A6の全貌はまだ明らかになっておらず、いくつかの謎が残されている。CPUコアの種別と数は? どこで製造されているのか? まだ解析初期の段階だが、チップの刻印を見る限り、ファウンドリは引き続きSamsungのようだ。A6のダイ写真も公開する。
- Appleのプロセッサ「Aシリーズ」の系譜
Appleは、2013年中にも「iPhone 5S」と第5世代の「iPad」を発売するとみられている。これらには、プロセッサ「A7」「A7X」が搭載されるという見方がある。ここでは、これまでのiPhone/iPadに搭載されてきたプロセッサが、どんな進化を遂げてきたのかを振り返る。
- 「A9」でも「A15」でもない? 「iPhone 5」のプロセッサコアはAppleが独自設計か
アナリストによると、Appleの「iPhone 5」のプロセッサコアは、ARMの「Cortex-A9」や「Cortex-A15」ではなく、Appleが独自に設計したARMコア互換のプロセッサコアを集積している可能性があるという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.