IHS iSuppliによれば、この新型iPadでAppleはタブレット市場におけるシェアを2012年に61%まで高める可能性がある。iSuppliは2011年第4四半期におけるAppleのシェアと57%としていた。ただしiSuppliは、Appleの市場シェアを長期的に見ると、2011年通年の62%から2014年に52%まで減少すると予測している。
iSuppliによれば、2011年後半のタブレット市場ではAndroid勢がシェアを拡大した。しかし同時に、Androidタブレットの平均市販価格は41%も下落している。これはAmazonが投入した「Kindle Fire」の影響が大きいという。
販売数量については、タブレット市場全体で大幅な増加傾向にあり、iSuppliは2011年の6500万台から2012年は90%拡大し1億2400万台に届く勢いだとみる。その後も安定成長が続き、2016年には3億1100万台に達すると予測する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.