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対中国の投資額、2カ月連続で減少ビジネスニュース(2/2 ページ)

» 2012年08月27日 11時45分 公開
[Junko Yoshida,EE Times]
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海外投資に意欲的な中国

 一方で中国には、海外投資を引き続き積極的に推進しているという明るい面もある。世界経済が低迷する中、中国国内で事業買収を進める外国投資企業は少ない。しかし中国は、現在も海外企業への投資に積極的だ。

 英国のプロフェッショナルサービスファームであるPricewaterhouseCoopers(PwC)が2012年8月14日に発表したリポートによると、2012年前半における中国国内の事業買収の件数は、2011年前年に比べて33%減少したという。その一方で、中国による海外投資額は3倍に増加している。

 ほんの数年前まで、中国企業が海外で活発に事業買収を行うことはほとんどなかった。

 中国は今や、資源やエネルギー、技術などに関連した海外事業の買収を容易にこなすようになった。中国企業が海外で買収した事業は、2011年前半にはわずか2件だったが、2012年前半には9件に上る。このうちの7件は、資源およびエネルギー関連の事業だ。これら9件の投資総額は、10億米ドルを上回るという。

【翻訳:田中留美、編集:EE Times Japan】

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